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野獣死すべし (1980年の映画) : ミニ英和和英辞書
野獣死すべし (1980年の映画)[やじゅうしすべし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [の]
 【名詞】 1. field 
野獣 : [やじゅう]
 【名詞】 1. beast 2. monster 3. wild animal 
: [しし, けもの]
 【名詞】 1. beast 2. brute 
: [し]
  1. (n,n-suf) death 2. decease 
: [ねん, とし]
  1. (n-adv,n) year 2. age 
映画 : [えいが]
 【名詞】 1. movie 2. film 
: [かく, が]
 【名詞】 1. stroke 

野獣死すべし (1980年の映画) : ウィキペディア日本語版
野獣死すべし (1980年の映画)[やじゅうしすべし]

野獣死すべし』(やじゅうしすべし)は、1980年公開の日本映画大藪春彦同名小説の映画化作品の一作である。
==概要==
配給は東映、製作は角川春樹事務所。松田優作が鬼気迫る演技で主演を務めたが、人物描写などに原作との差異(後述)が少なからず存在するため、原作とは同名異作のハードボイルド映画とする評価もある。
主演の松田優作は、クランクイン前に「役作りのために少し時間が欲しい」として、しばらくの間スタッフと音信を絶っている。その間に松田は10kg以上減量し(検量してみたところ62kgまで落ちていた)、更に頬がこけて見えるようにと上下4本の奥歯を抜いたという。約1ヶ月後、撮影所に現れた松田の痩せ細った姿に監督の村川透が激怒し、松田と激しい口論を始めたという逸話も残されている。また、役になりきる上では身長が高過ぎるという理由で「可能なら足を5cm程切断したい」と真剣に語っていたとも伝えられている。なお、撮影当時の松田の公称身長は185cm(美由紀夫人の証言から実際には183cm)、物語における主人公の身長設定は「180cm前後」もしくは「180cm以上」とされており、数値だけを見ればさほど差があるわけではない。
上記の通り主人公・伊達邦彦のキャラクター像は原作とは大きく異なっている。そのため、脚本を担当した丸山昇一は、伊達のキャラクター描写について大藪春彦から批判された、と後に語っている。これは、大藪が伊達を野性的なタフガイとして位置付けていた(大藪は『野獣』シリーズ以外の作品にも伊達を登場させているが、その人物像は終始一貫している)のに対し、丸山は原作が書かれた時期とは時代の様相が大きく異なっていたことも鑑みて、当時の若者から感じ取った、掴みどころがなく陰湿な不気味さを持った人物として伊達を描いたことに起因する。
本作の場面描写には抽象的な点も多く、特に結末は現在でも日本映画における難解なラストシーンのひとつに数えられている。解釈には「待ち伏せていた警察隊により狙撃され死亡した」「伊達の狂気が生み出した幻影」「突発的にフラッシュバックを起こし、錯乱した」など諸説あるが、公式に明示された例はないため、結論は得られていない。
2009年松田優作没後20年を記念して初めてBlu-ray Disc化。その後、2012年に改めて「角川ブルーレイ・コレクション」の一作品として廉価版が発売。2014年には4Kスキャニングマスターを使用したニューマスター版Blu-rayが発売。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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